作家名: 成瀬宗巨作 明治33年生まれ 没年は不明です。宗巨は禅家塔頭の下削りをしているが、決してその名を表に出しません。 彼の茶杓削りの特徴は小刀を使わないで、のみ一丁で・左手でのみを使い、繊細な作品を造り上げるのは驚嘆です。 宗巨は茶杓削りのほかに花道、書道にも精通しています。 生まれた場所など、分からない点が多いです。 九十翁という90歳の作品が残されていますので、とても長生きなされたようです。 高齢でも積極的に作品作りに励んでいたことになります。 俳優の片岡鶴太郎が好んで彼の茶杓を自身の茶会で用いています。 その1つに銘、日々好日があります。 また、各地の茶会の会記にも、宗巨作の茶杓がしばしば登場します。 彼の削った多くの茶杓を見るととても緻密に作り込まれている観があります。 中には、非常に凝った茶杓の筒もあり、凝り性だったようです。 例えば、傘寿を記念して削った銘、煙雨という茶杓の共筒は、傘を模したものです。茶杓に説明はありますが、菓子器については、あまり出てこないので 貴重な物かと思われます。自宅経年保管につき 保管じみ 小傷はありますが、気にならない程度だと思います。個人主観ですがー。神経質に方はご遠慮下さい。他のサイトにも出品中ですので、ご確認ください。
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