当方のプロフィールをご確認下さい。 帯付きの美品!入手困難!楳図かずおの傑作ホラー 【神の左手悪魔の右手】 4巻セット(文庫サイズ) ビッグコミックスピリッツ(小学館)に1986年から1989年に連載 2006年には映画化(実写化)になった、傑作ホラー 作品内容 第1巻 第1話/錆びたハサミ1~17●登場人物/山の辺想(八天王小学校生)、山の辺泉(想の姉/屋敷高校生)、一矢知樹(屋敷高校の教師)、知樹の母●あらすじ/両目を突き破リ、夥しい血とともに姉、泉の体内からハサミの刃が飛び出した! 想は飛び起きて隣のベットで眠る泉を揺り起こしたが、かえって夜中に起こされた事を怒られてしまう。想の夢だったのだ。いつのまにか外は雨、そしてサイレンが鳴り響いていた。泉が窓の外を確認するためにカーテンを開けると、そこには泉のクラスメイト、法子が。雨で川が増水によって家が流されたために、林先生が死んでしまったというのだ。「だから見にいくのよ!」と法子は泉を連れだし、想までがその後を追って寝室を抜け出してしまう。泉たちは雨の中、懐中電灯で辺りを照らしながら増水した河原に到着。そこには目にしたことのない地下室が流されていた(錆びたハサミ/1)。▼泉と想は、泥にまみれた地下室の階段にハサミが落ちているのを発見した。そのハサミを拾おうとした泉だが、想が悲鳴を上げたために法子の頬にハサミを刺してしまう。想の夢の中で、泉の目から飛び出してきたハサミだったのだ。結局、法子の頬は傷つかずに済んだのだが、その罰として想は地下室の中を探索することになり……(錆びたハサミ/2)。●本巻の特徴/錆びたハサミと想の夢(と想像)がキーとなって、想像と現実、過去と現在、さらに空間までが交錯しながら次々と事件は起こり、物語が進む。その地獄絵図のような恐怖の世界から皆を救ったのは……。巻末に荒俣宏氏のエッセイ「オバケ屋敷からの伝言」を収録。●その他登場人物/法子(泉の同級生)、お面の女、ますみ 第2巻 第2話/消えた消しゴム1~8▼第3話/女王蜘蛛の舌1~13●登場人物/山の辺想(八天王小学校生)、山の辺泉(想の姉/屋敷高校生)、みどり先生(想のクラス担任/第2話)●あらすじ/授業中、想は消しゴムで作った自分の守護霊“ぬーめら”と“うーめら”、他の悪魔と闘う自分の悪魔“どんどろ”“でんでろ”“がんがろ”“べんべろ”がみどり先生に見つかって注意されてしまう。下校途中で大輔、たかし、みずえに呼び止められ、みどり先生に注意された件をからかわれた想は、一緒に公園に寄り道をすることになった。「人を死ぬと正体が現れるんだって」とみどり先生を殺して正体を見てみようと皆に持ちかけた大輔は、うろたえる皆を先導して殺害計画を実現化してしまう。まさか成功するはずはない、という安易な計画だったのだが、みどり先生は大輔らが仕掛けたワナに引っ掛かってしまい……(消えた消しゴム/1)。▼父と同じ病院に務める高品先生の友達・木玉のペンションに連れていってもらうことになった想と泉。ペンションで3人を迎えた木玉は、死人のようにゲッソリと痩せ細っていた。実は、高品は木玉の診療を兼ねて遊びに来たのだ。しかし、想はそんなことも気にせず昆虫採集に出かけてしまう。ペンションから随分離れた山の中で城のような立派な洋館を発見した想は、門の中にこっそり入ってみた。窓から顔を出し、ペンション村を見下ろしながら「今夜こそは…」とつぶやくきれいな女性に見つかってしまい、とっさに逃げ出してしまう想。悲鳴を上げながらペンションへと逃げ帰る想の背中には、どこではりついたのか、大きな蜘蛛が……(女王蜘蛛の舌/1)。●本巻の特徴/第1話とはうってかわり、第2話では流血や嘔吐シーンが一切現れず、人間の死後、本性がテーマとして描かれている。第3話では、これまで楳図かずおが何度か描いてきた蜘蛛女が登場。●その他の登場人物/想の母、大輔(想のクラスメイト/第2話)、高品先生(想の父と同じ病院に務めている/第3話)、洋館の女(第3話) 第3巻 第4話/黒い絵本1~13▼第5話/影亡者1~6●登場人物/山の辺想(八天王小学校生)、山の辺泉(想の姉/屋敷高校生)、もも(足が不自由な女の子/第4話)、パパ(ももの父/第4話)、土井みよ子(泉と同じ学校に通っている/第5話)●あらすじ/暗い夜道に捨てられていた人形を拾った女性が、何者かに殺されてしまう。足が不自由なために寝たきりになったももは、ひとりで「白雪姫」の絵本を読みながら留守番をしていた。いつもより遅く仕事から帰ってきたパパは、ももへのおみやげとして買ってきたチョコレートケーキとともに、「これを描いていて遅くなったんだよ」と自作の絵本をプレゼントするのだが……(黒い絵本/1)。▼下校途中の想、泉、みよ子の3人。晩ごはんの準備があるために二人と別れたみよ子が、道端に倒れているみすぼらしいお婆さんを発見した。みよ子は救急車でそのお婆さんを病院に運ぶが、想と泉が後を追って病院を訪れた時にはすでに亡くなってしまっていた。そして、手を握られたままお婆さんと一緒に病院まで来ていたみよ子から、ふたりは意外な事実を知らされる。亡くなったお婆さんは、「永遠の女王」と呼ばれていた大女優の大森世津子だったというのだ。その事実をすぐに信じられなかった想と泉は遺体の安置されている部屋へと向かうのだが、その途中、想には各病室からうめき声が聞こえてきた。病人の背後霊が死にかけていたのだ(影亡者/1)。●本巻の特徴/足の不自由な女の子、ももの恐怖心と、その父「パパ」の狂気を描くHORROR4全編と、ごく普通の女の子、みよ子が背後霊の力によって変身していくHORROR5(最終章)の一部が収録されている。●その他の登場人物/想の父(外科医)、想の母、お姉さん(教育委員会に務めている/第4話)、大森世津子(往年の大女優/第5話)、島(ユメプロの社員/第5話) 第4巻 第5話/影亡者7~26●登場人物/山の辺想(八天王小学校生)、山の辺泉(想の姉/屋敷高校生)、土井みよ子(泉と同じ学校に通っている/芸名・花みよ子/第5話)●あらすじ/補導されて家に連れられてきた想が、玄関まで迎えに出た母を見た途端、「お母さんの霊は去年死んだお婆ちゃんだっ!!」と叫んで母の背後を指差した。母と泉には何も見えないのだが、想は花もようの赤い襦袢を着たお婆ちゃんが見えるのだと言う。お婆ちゃんと母しか知らない赤い襦袢の秘密を想が知っていたことに、母は愕然とする。翌朝、大女優・大森世津子の死亡を告げるニュース番組を見ていた想の一家。「あれっ!この人みよ子さんだっ」。ニュースの次に始まったワイドショーを見ていた想は、雛段状に並んだゲストのなかで一番目立っている女の子の後ろに座っている女の子は、絶対にみよ子だと言い張る(影亡者/7)。▼バッジの針が刺さったために、画面に映っていた女の子が突然うずくまった。すると、想の言ったとおりその女の子の後ろに座っていたみよ子がアップで映しだされて泉は驚くが、同じ画面を見ていた想には、怪物のようなみよ子の背後霊が周りの背後霊を脅かしている姿まで見えていた(影亡者/8)。●本巻の特徴/最終章となる第5話の中盤~終盤を収録。次第に凶悪な背後霊の力によって変わっていくみよ子と、三郎太にのりうつられた想の周辺で起こる出来事が描かれる。終盤で三郎太はみよ子の背後霊と戦うのだが……。本作のタイトルの意味が最終話で明確に明かされる。●その他の登場人物/想の父(市立病院の外科医)、想の母、香月(霊能者)、小谷(物部村の霊能者/香月の師匠)、三郎太(みよ子の先祖の一人/背後霊)、兵藤タケル(アイドル) コミック、文庫、特有の経年ヤケが少し見受けられますが、 パラパラと捲った程度で、保管しておりました。 帯付きの美品と思われますが、帯にシワ、 他、見落としがあるかもしれません。 予めご容赦下さい。 古本である事をご理解の上、 3Nでお願い致します。
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