11代柿右衛門は、江戸後期以降低迷を続けていた柿右衛門窯を再び蘇らせたいという強い意志を持って窯業に携わるようになりました。特に戦前、戦中に多くの作品を残した12代柿右衛門は、困難な世相の中にあっても有田の高級色絵磁器に情熱を抱き、苦労をいとわず窯芸に没頭しました。やがて12代柿右衛門は輸出最盛期の濁手作品の素晴らしさに魅せられ、その再興を志すようになります。ついに12代、13代親子の長年の苦労が実を結び、復活した近代柿右衛門濁手の作品が発表されました。そしてこの功績が高い評価を得て、重要無形文化財の総合指定を受けました。今日、新しい濁手の技術は14代に引き継がれ、さらなる発展を続けています。柿右衛門の名を世に広めるきっかけとなったのが、大正元年、片岡仁左衛門による「名工柿右衛門」の歌舞伎初演と、大正11年、国定小学教科書の「陶工柿右衛門」掲載でした柿右衛門の作品の中でも人気の高い柿画の文様を特集しています。深まりゆく秋を柿画の器で楽しみませんか。~9月26日(月)まで開催しています。会場: そごう千葉店 9Fオールドアリタの店「オールドアリタギャラリー」最寄り駅: 京成千葉申し込み方法: お問い合わせ そごう千葉店 043-245-2111
お問い合わせの受付は 終了いたしました。
登録した条件で投稿があった場合、メールでお知らせします。
利用規約 をご確認の上、登録をお願いします。