「市川市東山魁夷記念館」の通常展<四季の詩・秋ー彩りの時ー>が開催されています。東山魁夷画伯の作品を、四季それぞれの季節ごとに紹介しています。今回の通常展<四季の詩・秋>は彩りの時をテーマとして、さまざまな秋の風景をご覧いただきます。山梨県嵯峨塩へ行った時のこと、秋風と共に山を下ったと感じた画伯は、その感興をもとに、山頂から里へ風が吹き過ぎて行くように風景を構成して、生涯で唯一の絵巻≪秋風行画巻≫を描いています。また、日本だけでなく、ドイツの秋の森も訪ねています。橅、菩提樹、楓、柏、白樺など、黄褐色から茶褐色にかけての紅葉は、落ち着いた情感が漂うものでした。やがてくる冬を前に、森は彩りの時を迎えます。その中で画伯が見出したものは、樹々たちが見せる荘重で華麗な自然の命の燃焼でした。この季節ならではの東山魁夷の世界を、お楽しみください。9月1日(木)~10月16日(日)10:00~17:00まで。休館日は毎週月曜日です。会場: 市川市東山魁夷記念館最寄り駅: 下総中山申し込み方法: お問い合わせ 市川市東山魁夷記念館 047-333-2011参加費用: 観覧料一般500円 65歳以上400円 高大生250円 中学生以下無料
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